文部科学省による教育改革の一環で新学習指導要領が2020年に導入されることがニュースになっています。

 この導入により、小学校3年生でも英語の授業がはじまり、年間35時間の枠内でカリキュラムが組まれる予定です。新学習指導要領に関するニュースで注目しておきたいことは、文部科学省は主体的かつ対話的に学びを深めていく「アクティブラーニング」を提唱していることです。他者と英語で積極的にコミュニケーションをはかりながら、深い教養を身に着ける教育を求めているのです。

 中学受験界のニュースにおいては、2019年度首都圏中学入試において、英語選択入試を実施した学校が2018年度入試と比べて13校増加し、計112校になったことが話題になりました。

 新学習指導要領導入によってその増加傾向はますます拍車がかかると私は考えています。出題される問題傾向についても変化があるでしょう。従来の中学入試は、与えられた課題文を正確に読み取る力が重視されてきました。実際、知識を詰め込み、読解力を磨けば対応できる問題が多かったです。しかし、これからはアクティブラーニングを意識した柔軟な表現力を求める出題も増加していくことでしょう。

 ですから、これから中学受験向けの塾に英語講師として転職を考えている人は、平素からアクティブラーニングを意識した英語でのコミュニケーション力や指導力を磨いておく必要があると考えます。新聞などで取り上げられている話題を知識として吸収するだけではなく、柔軟な発想力で明確に自身の考えを述べる習慣を身に着けておくことが大切です。